信州立岩和紙の里
和紙の里 目次
営業のご案内
◇開館時間…5月~10月=午前8:30~午後5:15まで、11月~4月=午前9時から午後16時まで
※食堂は平日11:00~14:00、土日祝11:00~14:30
◇休館日…月曜日(月曜祝日の場合は翌日)
本格手打ち蕎麦 | 100%地元産蕎麦粉を使い地元の職人が打つ本格手打ち蕎麦をぜひお召し上がりください。長和町特産品「だったんそば」も大好評!各種ご宴会も承っております。 |
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そば打ち体験 | 田舎のオジちゃん、オバちゃんと語らいながらのそば打ち体験。ご家族やグループから学習旅行・修学旅行(~50名様位)まで承ります!(要予約) |
立岩和紙の製造・販売 | 300年の歴史を持つ立岩和紙の紙漉実演と和紙製品の販売を行っています。ここでしか手に入らないホンモノの和紙を! |
紙漉体験 | 立岩和紙の紙漉体験も大人気!ご家族やグループから学習旅行・修学旅行(~250名様)まで承ります! |
信州の本格手打ち蕎麦をお召し上がりください!!
*営業時間11:00~14:00(土日祝14:30まで)
地粉・自家製粉 水が命の手打ちそば
紛れもない、地元長和の地粉だけを使った二八そばが食せる。
自らの足で地粉を集め、自らの手で製粉して打ち上げたそばを、長門の沢を流れ来た清冽な水でキュッと、しめてやる。
後はもう、何の説明もいらない。
ここでしか味わえない地粉特有の風味とのど越し、紙すきの里の素朴にして奥深いもてなしをぜひ味わって下さい。
手打ちそばお品書き
地元産及び県内産にこだわった食材を丁寧に仕込んでいます。
*お蕎麦をおうどんに変更可能
※その他、温かい月見そばや、日替わり定食、イナゴ甘露煮など取り揃えれております。
各種宴会承ります!
美味しい手打ち蕎麦付3,500円~(お飲み物は別途)
歓送迎会・仲間同士の飲み会・各種ご宴会などご利用くださいませ!
お料理・ご予算等お気軽にご相談ください!
そば打ち体験 ※現在蕎麦打ち体験は感染症防止対策の為お休みしています
昔ながらの伝統の打ち方で地元産100%の蕎麦粉を使い、練る、伸ばす、たたむ、切る、食べるまで一連の工程を体験いただけます。自分で打ったそばの味はまた格別です。
体験料金 | 2,000円/人(税込)<10名様以上団体料金:1,200円/人> |
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体験内容 | 1.材料を混ぜる 2.こねる 3.伸ばす 4.たたんで切る (ゆでる・洗う~当館スタッフ) 5.試食する |
所要時間 | 2時間程度(試食含む) |
定員 | 2名様以上50名様位まで(要予約) |
受付時間 | 午前10時~午後3時 |
そば打ち手順
当館のそば打ち体験は「打ちやすい」・「切れにくい」・「食べやすい」7割そばの体験を行っています。試食1人前は約150gです。
こね鉢で、蕎麦粉と割り粉を両手でていねいに混ぜ合わせる。お湯を半分くらい加えて手早くすり合わせる。残りのお湯を加えながら粉とよくまぜます。
粉がだんだん大きな固まりになったら、手のひらを押しつけるようにして、つやと粘りが出るまで300回くらいこねます。
のし板に打ち粉を敷き、生地を置いて、手で円盤状にのばします。
めん棒でのばし、大きくなったら、めん棒に巻き取って向きを変えながらのばし、1.5mm位まで均一にのばします。
生地を10cm位の幅に折りたたんでこま板を乗せ、軽く押さえながら、太さをそろえて切ります。
大きい鍋でタップリのお湯でゆでます。ほぐしながら入れ、沸騰したら一度打ち水をし、再度沸騰したらゆであがりです。すぐざるで引き上げ、冷水で2~3回ぬめりを取り洗います。グループごとに自分たちで打ったそばを試食します。
アクセス
立岩和紙のはじまり
立岩和紙のはじまりは、今からおよそ300年前、山間部で水温が低く稲作だけでは生活ができない農家の方々が農閑期の副業として「紙漉き」を行ったのがは じまりです。和紙の材料となる楮や桑、そして綺麗な水が揃っていた立岩地区には、最盛期60戸以上の紙漉き農家があったといわれています。
しかし時代とともに機械化が進み、紙漉きは徐々に衰退していきました。こうした状況の中、地元から「立岩和紙の用具や技術を残そう!」という声が高まり、昭和59年に「信州・立岩和紙の里(以下:和紙の里)」が建設されることになりました。
すべての和紙に思いを込めて
立岩和紙は原材料である楮を「煮る」工程か ら、「漉く」また「干す」工程まで全てが手作業のため、完成までに最低でも1週間はかかってしまいます。また紙漉きは冬の冷たい水でないと紙が締まらず良 質なものができません。
紙漉きは全身を使って作ります。また微妙な加減によって仕上がりが大きく変わってしまうため、一度作業をはじめると完成まで気を抜くことがで きません。また、むらなく均一な和紙を作るためには、繊細さと合わせてスピードが要求されるのです。
立岩和紙は障子紙や包装紙だけでなく、建築物の壁紙等にも使われ「立岩和紙は品質が良い!」とそれぞれの分野で絶賛されています。
「最高の和紙」を求めて
和紙作りの製造元が年々減っていく中、地域に根付いた伝統の技術を継承し、今でも昔ながらの製法で「最高の和紙」を追求する和紙の里は、とても貴重な存在となっています。
立岩和紙の伝統を学び、貴重な紙漉き体験もできる「信州・立岩和紙の里」へ、ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
すべてが手作業の和紙づくり
三百年の伝統!立岩和紙の技術をご紹介!
楮の木から「立岩和紙」が、どのようにして作られていくのか、立岩和紙伝統の作業工程、三百年の伝統を誇る立岩和紙の技術を、ぜひご覧ください。
楮の皮を釜で煮て繊維を柔らかくしていきます。その後、水にさらして灰汁(あく)やゴミを丁寧にとっていきます。
きれいになった楮を叩き、楮の繊維を分解することで綿のように柔らかくしていきます。
この作業で和紙の質感を調整していきます。
楮を漉き船という容器に入れて、漉き桁と呼ばれる枠で潜らせます。
すると漉き桁の中にある簾に繊維が絡んでいき一枚の和紙になっていきます。
一枚の和紙になったら枠から外します。
この作業を繰り返し和紙を何枚も重ね、水分を絞り、さらに一枚一枚乾燥させてようやく完成となります。
紙すき体験
「信州・立岩和紙の里」では、どなたにでも手軽に紙すきを体験していただけるよう、画用紙大のワクを使って紙をすき、思い思いの文字やデザイン色付 けを行います。世界にたった一枚しかない手作りうちわや手作り葉書をお作りいただけます。またお子様の自由研究の作品としても大変好評をいただいておりま す。
さらに、250名様までの団体様の体験も承っておりますので修学旅行や体験学習旅行にもご利用いただいております。
体験定員 | おひとり様から250人様まで |
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料金 | 1,750円/1名(税込み) ①うちわ作り体験、②はがき作り体験、③手作り卒業証書作り(※団体様限定) ※作品を乾燥後受取り又は発送致しますが、発送の場合は着払のみとなります ※学校団体の場合、1クラス2名までの教員は無料、それ以外は有料となります ※キャンセルの場合、以下の料率にてキャンセル料を頂戴いたしますので必ずご連絡をお願いします 8日前までは無料、7~4日前10%、3~前日50%、当日100% ※感染症の蔓延等諸事情による延期の場合は要相談 ※上記料金及びキャンセル料は2024/5/1より適用 |
体験内容 | 自分で紙をすき、純白の和紙の上に、着色した和紙繊維を専用ペンを使って絵付けをします。絵・文字・デザイン画など様々な工夫を生かしオリジナルの和紙製品を完成させます。 ※乾燥工程は当館スタッフが行います |
所要時間 | 1時間~1時間30分(説明から終了まで) |
体験時間 | 午前9時から午後3時まで |
予約申込 | ・個人・ご家族でご利用の場合 団体貸切等でご利用出来ない場合もありますので事前にご確認の上ご来場頂きますようお願い申し上げます。 ・団体の場合 団体のご予約はご利用日の1週間前までにお願いします。 ※雨天プラン予約はご利用日の1ヶ月前からの受付開始となりますが、キャンセルの場合は一律10%のキャンセル料を頂戴いたしますご予約・お問合せは→TEL 0268-68-3874 |
その他 | ・作品は、後日乾燥させてから受取り、又はご自宅や学校等へ発送にてお引き渡しとなります。(発送の場合は着払いのみ) |
体験学習メニュー
卒業記念の証書を手漉き和紙で作ります。自分で作った卒業証明書、きっと一生の思い出になるでしょう!!
和紙うちわづくり体験レポート
紙すき体験手順
紙すき職人さんと同じ作業では難しいので、どなたでも簡単にできる簡易紙すきワクを使います。この紙すきワクの金網を水槽につけて十分にぬらします。
紙すきワクの楮の原料を流し込みます。
原料を流し込んだら、ワクを持ち上げ、軽く前後・左右にワクを動かします。こうすることによって、繊維が絡み合い、丈夫な和紙になります。水が切れたら終 了です。この作業を2回繰り返して、ちょうどよい厚さの紙をすきあげていきます。紙すきの職人になったつもりでトライしてみてください。
紙をすきあげたら、繊維をこわさない様に注意しながら思い思いに絵の具を使い絵付けをしていきます。
絵付けが完了したら水気を吸い取り、天日で乾燥させてできあがり。天気の良い夏場だと一日~二日もあれば乾燥できます。
乾燥が終了したら、ワクから作品をはがして完成です。作品は郵送または受け取りにてお渡ししています。郵送の場合は、一週間~10日ほどでお手元へお届けいたします。